声優・石野竜三のオフィシャルサイト「極楽研究所」のブログ「なんでも研究室」です。
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語り芝居「らくだ」6月大阪公演
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人の生き様は生まれる前から始まっている
 こんな記事がありました。「美少女コンテストに「勝つ子」は何が違うのか」。何となく興味本位で読んでみたのですが、ハッとさせられる事がありました。

 その子の生い立ちや将来の姿を推察するのに両親を見るというのです。この発想、世界的に有名なバレエ団がオーディションの際に判断基準に取り入れていると聞いた事があります(それが本当かどうかは確かめた事はありませんが(^_^;))。

 で、その話を初めて聞いた時、俺はてっきり遺伝的な形質を観るためなのかと思っていました。でも、そこじゃないですね、本質は。要するに、子供は親の生き様から大きな影響を受けていますから、親の姿を見ればその子がどんな価値観で育てられてきたのかを推察できるという事なのでしょう。さらにその価値観が今後の芸能活動になんらかの可能性となるのかどうかを判断しようという事なのでしょう。

 オーディションでは外見やその時披露してもらったパフォーマンスの善し悪ししか判断できません。秘められた可能性まで探ってもらえる保証はありません。だから十代の子供では親を見るという視点はとても鋭いように思います。


 余談ですが、とある養成所の卒業公演を受け持った時の話です。その公演本番には、すでに芸能事務所のオーディションは終わっていて、公表はしていませんでしたが、卒業生の行き先はすでに決まっていました。

 終演後、ある一人の卒業生が「個性的で面白い芝居をする」と注目を集めました。でもその人はオーディションの時に一番先に不合格をもらった人で、芸能事務所に所属する事はかなわなかった人でした。

 人は変わります。良くも悪くもなります。今が全てではありません。でも、しかるべき方向に導いてくれる先人と出会えるかどうかは、親も含めて大きな要素であるとは思います。
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