声優・石野竜三のオフィシャルサイト「極楽研究所」のブログ「なんでも研究室」です。
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語り芝居「らくだ」6月大阪公演
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アンケート考
 どこの芝居を観にいってもアンケートというものを取っていますよね。でも、そういうアンケートが集客に貢献していると思える具体例を見た事がなかったので、正直言って手間と時間と金の無駄じゃなかろうかと思っていました。

 そもそも来るにせよ来ないにせよ理由は人それぞれです。面白ければまた来て頂けるだろうし、つまらなければ二度といらっしゃらないでしょう。好みの問題もあります。集客が思うに任せないのは、芸が拙いからじゃないのか。まぁ、その程度にしか考えていませんでした。

 去年の中ごろからでしょうか、目に見えて集客に苦労するようになりましてね。今年に入るとその傾向はさらに顕著になりました。役者仲間に話を聞いてみると皆同じ印象を持っているようで、それだけ世の中が不景気になっているという事なのだろうなぁと思ったりして……。

 近ごろでは広告宣伝のツールが随分と増えましたが、自分を筆頭に情報発信力の弱い所は、その中に簡単に埋もれてしまいます。何処かに需要はあるはずで、そういうお客様にダイレクトに情報を届ける方法はないものか。あふれ返る情報に埋もれずに済む方法はないものかと試行錯誤の日々です……。

 先日の「らくだ」東京公演の時に語り芝居プロジェクトのスタッフさんから「アンケートをとってみたい」と提案されましてね。いつも終演後に直接お客様とお話をする時間を設けているので、アンケートに答えていただく必要があるのかとも思いましたが、やって損する事もなかろうと思い、試しにやってみる事にしました。

 アンケート用紙はそのスタッフさんが作ってくれましてね。まぁ、どこの劇場でも見かけるようなもので、このデータを集客につなげられるなんて、正直言ってちょいと想像ができなかったのです。

 実際にアンケート用紙を配ってみると回答率は76%で、「とても楽しめた」が84%、「楽しめた」が16%という妙な数字になりました。何が妙かというと、回答率が高すぎるし、あまりに満足度が高すぎると思ったのです。これなら現状維持でいいじゃないかという事になりますが、実際は集客に苦労している。ものすごく違和感のある数字に思えたのです。

 アンケートの集計を終えて、アンケート用紙をボ〜ッと眺めていた時、ふと気付いた事がありました。何故自分は、どこでもやっているアンケートを役に立たないと思っていたのかという理由が、おぼろげながらに分かったような気がしたのです。まぁ、マーケティングの常識なのかもしれませんが、会社勤めや商売をやった事がなかったので、その辺りが理解できていなかったのでしょうね。いや、まだ本質的な所は気付いていないのかもしれませんが(^_^;)。

 という訳で、しばらくは会場でもアンケートをお願いいたしますが、インターネットでも受け付けられるようにいたしました。またインターネットでは過去の作品に対するご意見やご感想もお寄せ頂けるようになっていますので、お時間がございましたら、ご協力頂けますと嬉しゅうございます。よろしくお願いいたします<(_"_)>。
 
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